相続

ある方が亡くなった場合、その方の人生を通して築かれた立場や地位は誰がどのように引き継ぐのか…この「引継ぎ」こそが「相続」です。

　相続は権利でもあり、義務でもあります。これは、相続によって亡くなった方（法律的には被相続人と言います。）の法律上の地位を原則として全て引き継ぐことになるため、権利のみならず義務も引き受けることになるからです。

　具体的には、現金や預貯金、不動産、有価証券といったいわゆる資産だけではなく、借金や連帯保証人としての義務などの債務も相続することになります。この場合に、絶対に全てを相続しなければならないとすると相続人に酷であるため、相続をしないことや、相続する権利の範囲で義務を相続するといったことも手続次第で可能です。但し、この手続は法律で定められた期限や方式があるため注意が必要です。

　相続に関して発生するトラブルは、相続人の続柄や数、財産の内容、遺言書の有無など、それぞれの具体的な事情により様々です。また、とるべき方法も同様に多種多様です。 

　当事務所では、不動産や預貯金の名義変更手続に関する支援や代行から、トラブル解決のための法的手段（調停、審判、訴訟）まで幅広く対応しております。相続に関してお困りのときは、まずお気軽にご相談下さい。

遺産の分割に関しては、親族同士であるが故にほんの些細な物言いから感情的なトラブルに発展し、後日調停等を行っても成立の見込みがなくなってしまうなど、その対応によって取り返しのつかない状況に陥る事がよくあります。したがいまして、なるべく早めに専門家に相談されることを強くお勧めします。

　みなみ総合法律事務所は、宮崎県で相続・遺産分割などのご相談を多数承っております。初回相談無料ですので、ぜひ宮崎県での相続・遺産分割などの問題では、みなみ総合法律事務所へお気軽にご相談ください。